「運んでいただいた家具を設置してもらいましたが、家具がガタガタするのですが・・・」
これはどこの家具屋さんでもお問い合わせの内容で多いものの一つだと思います。

なぜガタつきが起こってしまうのか。
これは床と家具の密着する部分の不一致が考えられます。

では、床と家具どっちが水平ではないのか。
結果から申し上げると、どちらとも原因が考えられます。
まず、床と家具はお互い完璧に水平ではありません。
四季によって湿度や温度が異なり、床も家具も伸び縮みするので家具を置いたときに不一致が起こります。
また、床は隅が若干高い傾向にあるため、ボード類の家具を壁にくっつけて置くと、ガタついたり、扉がスムーズに開け閉めできないなどの現象が起こります。
お客様自身が組み立てる「組立家具」などでは、組み立て方によってガタついたりします。
このように、原因はいろいろとございますが、ほんの数ミリ単位で床と家具の角度が違うとガタついてしまいます。

では、どのように対策をすればよいか。
床側の調整だと大がかりとなるため、家具のほうで調整することをオススメします。
傾きがある方向の脚部分に「段ボール」「ベニヤ」「布」などを置いてみましょう。そうするとガタつきが和らぎます。
家具の脚の細いものであれば、フェルトなどが販売されておりますので、それを利用し調整すると良いです。
また、家具によっては脚にアジャスターがついているものもあり、アジャスターで角度を調整することもできます。
もしご家庭の家具がガタついていたりしたら、ぜひこちらを試してみてくださいね。
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