2018.12.20
賃貸物件を探しているときに必ず目にする『敷金・礼金』。
不動産を初めて借りる方だと、はじめて耳にする言葉だと思います。
インターネットや募集図面だと敷金の金額が記載されている場合もありますが、「敷金1ヶ月」「敷金2ヶ月」などの記載が主となっております。
では、そもそも敷金・礼金はどのようなものなのでしょうか。

敷金とは
簡単に申し上げると、大家さんに預け入れているお金です。
一般的にはお部屋の退去時に原状回復費用に充てたり、万が一賃借人が家賃を支払い出来ない場合などに、貸主が敷金を賃料に充当するなどの時に使用します。※借主側から敷金を賃料に充当することはできません。
退去時に原状回復などの精算を行い、余った金額を賃借人にお返しする流れとなります。
何かあったときに、助けになるお金なのでとても重要です。
礼金とは
昔からある慣習で、お部屋を貸してくれる大家さんに対して、お礼の意味を込めて渡されているお金です。こちらのお金は、返ってこないお金です。
まとめ
敷金と礼金はまったく別の役割となっております。
最近ですと「敷金0ヶ月、礼金0ヶ月」なんて物件が多くみられます。
初期費用が安く、入居時には大変うれしいポイントですが、敷金の預け入れがない為、退去時にまとまった額の支払をすることになりますので、退去までの想定も考慮してお探しすることをお勧め致します。
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