2018.07.06
物件を見ているときに、日当たりの良い南側はどっちだろうと方角が気になるときがあります。
コンパスがあるとすぐ分かるのですが、コンパスを持っていないと、その場ではわかりません。
そんな時に、影を使って調べることができます。
腕時計の短針を自分の影の方向に合わせて、12時と短針の中間が北側になると言われております。地域によっては微妙にずれが生じてしまう場合がありますが、それでも時計の針で12時と1時の間に収まる程度です。
でも・・・現地で、腕時計がない、室内なので影を探せない、雨で影がないなんて場面もあります。
そんな時にコンパスにも影にも頼らず方角を知る方法があります。
私はよくご案内時に使う技ですが、近隣の家の衛星放送のアンテナを見つけることです。
街中で衛星放送のアンテナを見てみると分かるはずですが、大体みんな同じ向きを向いています。
これは家庭で使う衛星アンテナの大半は東経110~128度の赤道上を向いており、その方角が大体南西側となります。
一部、中にはデジタルラジオ放送などで東経154度にある衛星を使用するアンテナがあり、これは南南東側を向いているものもあります。でも、一部に過ぎないので、アンテナをたくさん見て多い方が南西側と考えればよろしいかと思います。
ただし現在ですと、方角を調べるアプリでサッと確認できます。
スマートフォンをお持ちであればそれが楽な方法です。
でもスマートフォンに頼らずに、街中で屋根を見て確認をするのも楽しいです。アンテナがみんな同じ方向を向いている姿はとても面白いです。
もし機会がありましたら試してみて下さいね。
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